解体
僕が子供の頃から育った実家を解体しました。
家自体も昭和30年代に建てた家で、増築をしてきた建物だったのです。
僕が中学生になる頃に子供部屋を造ってもらいました。
自分の部屋が持てたことが嬉しくて、今でも鮮明にその時のことを記憶していて
こっそりと部屋にカギを自分で付けたりしました。
カギをなんでつけるんだ! って言われた記憶もぼんやりとあります。
建物を解体して、樹木なども全て取り除き、キレイになったのですが
なんとなく、建物が無くなってしまうと寂しく感じます。
住もうと思えばお風呂もトイレもリフォームしたので使えるのですが、
なんせ昭和30年代の建物。
すきま風なんて当たり前。
外で寝ているのと同じじゃないかと思うほどの外気との気温差はほぼナシ。
今の家の方が断然暖かいんだけど、昔は家はこんなもんだと思ってたよね。
時代の変化によって、家も変わるけど、古い家が無くなると、またなんか
違う風景になっていました。
やっぱり、ちょっとばかし淋しい感じがします・・・
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