1年に一度のカートレースの祭典、7時間耐久レースに参加してきました。
毎月、みんなでコツコツ貯めた資金の中でのエントリーなので、自分たちの出来る範囲でのレース参加なのであります。
今年は、若い子たちも連れて2チームでのエントリーとなりました。
長くなるのでご注意ください。(7時間分です)
朝、雨の降る中4時に家を出発。
栃木県にあるツインリンクもてぎに6時過ぎに到着。
7時過ぎには、ブリーフィング、(競技の説明や注意事項や主催者側の挨拶などを行います。開会式も兼ねています。)
みんな、コース上に集まり説明を聞きます。
おじさんも真剣に聞いています。
・・・・と、思ったら人がたくさんいて自分のチームがどこにいるかわからなくなっているオジさまでした。。。(仮にもショップのオーナーです。)
僕たちのチームは84号車、85号車の2台です。
コース上に全車両が集まり、1台ずつチームの紹介をされていきます。
大画面のモニターにも映されます。
レース前のちょっとしたイベントですが、雑誌などのメディアの人たちから写真を撮られたりもするので、とても気分の良い時間帯でもあります。
コース上には、出走する101台のレーシングカートが出そろいます。
迷子のオジサンもチームメイトに会えてうれしそうでした。
僕たちが乗る85号車の前で記念撮影。
女性のドライバーもいれば、計時のスタッフ、周回ごとにピットサインなどを出し走行中のドライバーとの連絡役も務める大事なスタッフです。
午前9時30分。
いよいよ7時間後の16時30分ゴールを目指してスタートとなります。
スタートの時は、ドライバーを残しクルーたちもコースから出ます。
スタートは、20番と39番グリッドからのスタート。
2台とも無事にゴールできることを祈ります。
そして、無事スタート。
さてさて・・・(2年前には最多周回数→簡単にいうと優勝です。)
今年は、どうなることでしょうか・・・??
事故ったりしなければいいのにな・・・・
85号車のドライバーは4人。(僕は84号車。)
うち、3人は初めての参加、1人は去年参加したけど合計20周くらいしかしていないド素人チーム。←何かを起こしてくれそうな気がします。
だって、レース中にもかかわらず、こんな状態。
ダメだこりゃ・・・・
うーん・・・でもこっちの方が楽しそうですけどね。。。。
レースがスタートして2時間が過ぎました。
順位はというと、僕たち84号車は50位。85号車は64位。
ちょっと遅すぎます。
そして、案の定新人チーム85号車がホームストレートに帰ってきません・・・
何かが起きた!!
全員が直感しました。
ドライバーはカート初めてのSUZU。
メカニック、ピットクルー、ドライバーが心配になって見守ります。
コースアウトして、自力でコースに戻れない場合は、回収車がやってきて荷台に乗せられて帰ってきます。←とてもミジメです。
コレが回収車です。ごみの回収のようなモンです。(笑)
あああ・・・最終コーナー手前で何かが起きています。
しばらく、待ちます。
そして、回収車が戻ってきました。
なんだか、見たことのあるドライバーとカートが乗って運ばれてきました。
オーバースピードでコーナーに侵入。
アンダーブリッジを越えたガードレールに激突。
カートは泥だらけ・・・・
みんなに言い訳しています。。
だけど、耐久レースは完走しなければ結果が残りません。
怒られます。
いじめられます。
メカニックだけでなく、みんなで走れるように整備をします。
どこで何にぶつかったのかも正確にメカニックに伝えないと、次のドライバーが困り、ピットインを繰り返さないと走れないので状況を伝えます。
実際、泣いています。
誰も怒ったりはしませんが、本人は相当ショックなようです。
後で聞いた話ですが、トイレで泣いていたようです。(笑)
そして7時間後。
途中から降りだした小雨にも負けずスリックタイヤでゴール。
僕たち84号車は11位でゴール。周回数127周。
続いて85号車も21位でゴール。周回数117周。
そして、K−taiの(カート耐久の略)表彰式です。
最多周回数は137周で僕たちよりも10週も多く走っているチームの優勝でした。
ここの表彰台に上りたかったなぁー・・・・
しかし、天は見離しませんでした。
僕たちのチームは、グッドヘルパー賞を貰いました。
チームのサポートをやって頂いた3人の美女(!)のおかげです。
表彰台の前にはメディアの人たちがたくさんいて写真を撮ってくれています。
更にシャンパンファイトのおまけつきです。
スタッフの皆さんありがとうございました。
なぜか、ここにシャンパン浴びてるのがいました。(笑)
この人たちでは、ありませんから・・・・
調子に乗ってシャンパンを飲んでいるヤツがいます。
みんなに見つかります。
コースアウトして、危うくリタイヤしそうになったので、みんなから責められています。
イジメではありません。
虐待です。
ヘルパーのみなさんからも仕打ちを受けます。
映像がブレてしまいます。
後片付けをして今年の7時間耐久レースも無事終了となりました。
仕事も遊びやスポーツと同じでひとりではできません。
それにかかわるたくさんの人たちの協力があって成し遂げられるものです。
自分だけが楽しむのではなく、みんなにつないでひとつの結果を作り出すことをこの耐久レースで感じてくれた社員もいると思います。
また、来年も挑戦したいと思います。
年に一度の僕も楽しみにしているカートレース。
たくさんの仲間たちとの良い思い出となりました。
メカニックさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
※ 来年お手伝いしてくれる人を募集します。声掛けてくださいね。
ごはんをごちそうします。(笑)